1-3-2-1 Counting of Turn Time
閲覧者数:644、最終更新日2022/01/12
Turn Timeそれ自体はLaytimeやDemurrageとは別の概念であり、契約上特段の規定が無い限り、LaytimeやDemurrageの計算や除外に関する規定の効果を受けることはありません。
事例(ID:5534)
相談者:船主 閲覧者数:106、最終更新日2022/01/12
WWDSHEX条件とした航海傭船契約において、日曜日にNORがTenderされた。Turn Timeはどこからカウントされ始めるのか。
Turn Timeの開始・カウントに関する特別な規定が無ければ、通常はNORがTenderされた時から開始するものと考えられるため、日曜日のNOR Tender時刻からのカウント開始と考えられる。なお、一般論として、例えば(WWD)SHEXであるからといって、日曜日にNORがTenderされたとしても当該日曜日中にはTurn Timeはカウントされないといった考え方は、特約の無い限り、誤りだといえる。
事例(ID:5535)
相談者:船主 閲覧者数:58、最終更新日2022/01/12
「WWDSHEXUSC12TT」ではなく「WWDSHEX12TTUSC」と規定した場合、Turn Timeの取り扱いがUnless Sooner Commencedとなるのか。
おそらくそうはならないと思われる。通常USC条件は、Laytimeのカウントが開始されるべき時点以前に荷役が開始された際には、その時点からのLaytimeのカウント開始を許容するとする趣旨で用いられるものであり、Turn Timeのカウント開始に関する規定ではないと考えられる。
事例(ID:5536)
相談者:船主 閲覧者数:50、最終更新日2022/01/12
ASBATANKVOYを用いた航海傭船契約において、Lay/Canは9月1日~同10日、本船は8月31日12時に錨地へ到着しNORをTenderした(その後滞船のため数日間待機)。傭船者から、Laytimeのカウント開始は9月1日の午前6時からである旨主張を受けているが、正しいのか。特に目立った特約は付していない。
正しくないと考えられる。Lay/Can前にNORをTenderすることが禁じられているわけではないため、Customary Anchorage到着時にNOR自体はTenderできる。そしてTurn Timeの6時間についても、Lay/Can前にはカウントを進行させないとする規定は無いため、8月31日18時にはTurn Timeは満了し、Laytimeのカウント開始の準備が整う。ただし、依然としてLay/Can前であるため同日18時から24時のLaytimeのカウントはできず、実質的にはLay/Can開始日すなわち9月1日0時からのLaytimeのカウント開始となるものと考えられる。
事例(ID:5537)
相談者:傭船者 閲覧者数:67、最終更新日2022/01/12
Turn Timeを12時間とした航海傭船契約において、Turn Time中にShifting作業を行った本船につき、Shiftingにかかった時間をLaytimeから控除すべきとする規定に基づき当該時間のTurn Timeからの控除を船主に依頼したところ、拒否された。なぜか。
Turn TimeはLaytime(やDemurrage)とは別の概念であり、Laytime(やDemurrage)に関する規定が当然に適用されるわけではない。おそらく当該規定は「Shifting作業にかかった時間は『Laytimeとしては』カウントしない」と解釈すべきであり、Turn Timeのカウントが控除されるものではないと考えられる。船主はこの点に基づき拒否しているものと推測する。
事例(ID:5641)
相談者:傭船者 閲覧者数:87、最終更新日2022/01/12
本船がNORをTenderした後、契約中のForce Majeure条項に合致した事由が発生した。また、Laytimeがカウントされないとする条件にも合致しているため、Laytimeの進行はないと考えるものの、Turn Timeについても同じ理解で良いのか。
良くないと思われる。Turn TimeはLaytimeとは別の概念であり、Laytimeに関する規定がそのままTurn Timeにも当てはまるわけではない。また、Force Majeure条項中にもTurn Timeに関する規定は無いと思われ、Turn Timeに限ってはNORのTender後カウントされ始めるものと考えられる。